デバッガー・テスターから抜け出せない?いっそ英語でやる、という選択肢
テスター・デバッガーの悪循環?
SES(客先常駐)の派遣の仕事で、ひたすらテスターの仕事を続けている人は、「スキルが身につかない」という焦りがでてくる、という話をよく聞きます。
そこで、プログラマなど上流工程に携われる仕事に行きたいと希望をもちながら、くすぶり続けることがあるようです。
昨今、未経験でプログラマをやらせてもらえる現場は少なく、よほどの縁がないと希望の職種につけないかもしれません。
派遣のテスターのキャリアから抜け出せない、 どうしてもプログラマにならなきゃ、正社員にならなきゃ・・・。
なにか焦りをもって、視野が狭くなっていませんか?
環境を変えるというのが真っ先に思いつく解決手段ですが、
そういうときに限って、環境を変えさせないような圧力があるものなんですよね。
なぁなぁで今の環境にとどまるようにのらりくらりとごまかされ続ける。
環境を変える行動を起こさせないように、雑用漬けにして拘束時間を増やす。
あと何年続ければ正社員になれるという話をエサに、いつまでも悪い条件にとどめつづける・・・。
人間、何かしたいことがあって、環境がそれをゆるさないとき、 良いように搾取されてしまいます。
軸を変えてみる
環境を変えたい、でもすぐに変えられない、ズルズルと変えさせてくれない。 がんじがらめで動けないとき、そもそもしたいことの代替手段を考えるのも手です。
実際のところ、
”テスターであり続けること”自体が問題なのではなく、 ”キャリアが止まってしまう”、それにより給料が少ないままなのが本当の問題ではないでしょうか?
キャリアを前にすすめるというのは、プログラマなどの上流工程を目指すだけとは限りません。
英語スキルでキャリアアップ
テスターのまま、非正規の身分のままできるスキルアップ・キャリアアップを考えてえてみませんか?
プログラミングスキルを求めるのではなく、 英語スキルを求めてみてはどうでしょう?
「テスターからプログラマになる、それによりキャリアアップする」ではなく、 「テスターとして日本語だけでなく英語でも仕事する、それによりキャリアアップする」というのはいいがでしょうか? 日本語と英語ができるようになれば、 仕事の機会が増えて、結果的にプログラミングの仕事の縁も舞い込んでくるかも・・・?
プログラミングだけでなく、翻訳の仕事もできるようになるかも?
ゆくゆくは外資系への転職も視野に・・・?
なんて、夢が広がりますね。
リモートテスターでキャリアアップ
リモートテスターはプラットフォームからテストを依頼される、すなわち二次請けの立場になることが多いです。
少なくとも多重下請け構造の3次、4次、…よりはカスタマーに近い立場で仕事ができます。
リモートテスターの経験を通じて、正社員じゃなくても、(しばらくは)やっていける。
まずは劣悪な環境を今すぐ抜け出して、後から辻妻を合わせる、という選択肢がでてくる。
そんな気持ちの余裕が芽生えるかもしれません。
プログラマだけが選択肢ではない
昨今、プログラマに夢をみている人を見かけますが、
プログラマになれば高収入という安直なうたい文句で、情報商材を売りつける業者が多いです。あまり真にうけてはいけません。
プログラマって、プライベートでの勉強時間とかも含めたら、必ずしも割に合う職場ばかりではありません。 (いや、ホントに…。)
プログラマ、だけを選択肢にしないでください。
他の選択肢と比べてください。
最終的にプログラマの道を選んだとしても、 その慎重さ・手札の多さは、今後の人生で自分の身を護ることにつながります。
このサイトで提示する選択肢をぜひ検討してください。
結論
幸いリモートテスターの仕事は年齢は関係ありません。 リモートテスターから先のキャリアもなくはないです(日本人がなった前例は非常に少ないですが)。
このブログが、残業漬けでネットサーフィンをする時間もまともにない ブラック企業の社畜に一人でも多く届くことを願います。