誤記を見つけるテク
プラットフォームに参加したあと、いずれ初めてのテストの機会がやってきます。 しかし、機能テスト初心者の人は、はじめのうちはバグを見つけるのに苦労する人もいることでしょう。 そこで、比較的決まった手順で誤記を見つけられる、ちょっとしたテクを紹介します。
といってもそんな大袈裟なものではありません。
- (利用規約)や(よくある質問)など、文字が多いページを開きます。
- Ctrl+Aで全文選択します。
- Wordを開きコピーペーストします。
- 上下にスクロールしましょう。
- スペルミスがあれば、赤い波線が表示されます。
誤字脱字が対象に入っているバグテストであれば、非常に効果的です。
報告としては以下のような文章になります。
タイトルの例:
”プライバシーポリシーの見出しの中に余分な「の」がある”
There is an extra character ‘の’ in the heading of the privacypolicy
再現手順の例
誤記がある場所までのクリックでたどるような記述になるのでラクです。 「プライバシーポリシーに行き、第3節まで進む」という手順を記載する場合以下のようになります。
- Open the website https://www.xxxxx/
- Click ‘プライバシーポリシー’(Privacy Policy)
- Scroll down to the section 3
期待する結果の記入例
The headword is ‘個人情報の保護’(Personal data protection)
実際の結果の記入例
The headword is ‘個人情報のの保護’
小さなバグから慣れていこう
この例は、ささいな誤記すぎて、WNF(won’t fix)という無報酬扱いになる可能性がありますが、 実際に誤記である以上、拒絶(reject)はされず、無事承認されるはずです。
こうした小さな成功体験を積み重ねることで、より重要度の高いバグもいつかは見つけられるようになるはずです。